【書評】株の入門書
『株の超入門書』 改訂2版
著者:安恒 理
ジャンル:入門
難易度:★☆☆☆☆
お勧め度★★★★☆
・本書の概要
本書では株式投資をするにあたって最低限必要になるであろう知識が述べられています。第1章ではそもそも株とは何なのか、という話から始まり、第2章では証券会社での口座の作り方から注文の出し方など株を実際に買うために必要なことが述べられます。第3章では銘柄の選び方について書かれておりPERやPBRといった用語も解説されています。第4章ではトレンド系を中心としたテクニカルについて書かれています。テクニカルといってもロウソク足の見方から説明されているので初心者でも十分理解できます。第5章では投資のテクニック、第6章ではやってはいけない投資、第7章では確定申告やNISAなどの豆知識がまとめられています。
・感想
初心者向けで、実際投資をやっている人であれば知っている内容がほとんどかと思います。
私自身はこの手の内容はほとんどネットから仕入れていたので、本で体系的に確認できたのは非常に良かったです。ロウソク足も詳細な意味など、ところどころ知らない知識出てきて、勉強になる場面もありました。超入門的な知識から、実際にトレードに応用できる知識まで幅広く書かれているため、今から投資を始めるという人は必読だと思いますし、多少投資をかじった方も知識の確認にさらっと読んでみると面白いかと思います。図や絵が非常に多く、文字も大きいのでさらっと読むことが出来ます。